DV被害・人間関係の相談場所について(福祉)
今回は、DV被害に遭われている方や、なかなか友達や家族に言えない悩みなどの相談を受け付けてくれる場所を解説します。
こんにちは。あさがお不動産の早川です。
弊社は普段より福祉の方のアパート探しに非常に力を入れておりますが、アパートを探す前の段階で、DVを受けた場合はどこに相談すればいいのか。
嫁姑関係で悩んでおり、お金がなくてどこにも相談できないという方が非常に多く、なかなか解決しないようです。
今回はそんな方たちのために、無料で悩み相談に乗ってくれる場所をご紹介します。
相談場所その1
各市町村にある役所
あまり知られてはいませんが、東京23区の役所には基本的にカウンセラーの資格や、セラピストの資格を持っている方がおり、その方たちと無料で面談することができます。(要予約)
その中には、DV被害の方が集まって話し合いをしたり(集団カウンセリング)、必要であればシェルターに保護する手続きを取ってくれたりもします。ここに相談して、無事に解決したケースも多々あります。
保護シェルターは住所、電話番号が非公開にされていますので、とても安全性が高いです。
迅速ではないかもしれませんが、的確な対処をしてくれるので、大事にしたくないという方は、先に役所に相談するのも一つの手です。
こちらは杉並区のDV被害相談窓口のホームページですが、杉並区だけではなく警視庁の相談窓口の電話番号なども書いてありますので、参考にしてみてください。
相談場所その2
警察の相談窓口
ひどい暴力を受けていてすぐに別れたい、連れ戻されたら大変なことになるので今すぐに保護してほしい、という方は警察に頼りましょう。
逆に、警察は家庭内の問題にあまり首を突っ込むわけにはいかないため、軽度のものや、緊急性がないと判断されたものについては積極的に介入はしません。
口頭での注意や、指導にとどまります。よって、警察に相談に行く場合は、「保護してほしい」「捕まえてほしい」「注意してほしい」などの具体的な要求があるとよいでしょう。そうすれば警察も動きやすくなります。
また、精神的なものや、嫌がらせに関しては複数の証拠を持っていくと良いでしょう。
暴力に関しては痣などが証拠になりますが、精神的なものになるとはっきりとした証拠がないため、警察も動けないのです。
なので、証拠集めが必須になります。(緊急性が高く、保護してほしい場合は申し出てください)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/higai/dv/haigusha.html
こちらは、警視庁の相談窓口のURLです。警察に相談した場合、どのような対処をしてくれるのかが書いてあります。
相談場所その3
民間の電話窓口
公的な相談所の他に、民間が立ち上げた相談所もあります。
家から出られない場合や、忙しくて相談所に行けない場合、DVかどうか分からなくて警察などには行きづらいという方には比較的相談しやすいのではないでしょうか。
過去にDV避難をした女性の講談会や、啓発活動なども行っており、少し不安がある時や一度だけ暴力を振るわれた時、今後どういった対処をすればよいのかなどを学ぶことができます。
また、同じような体験をした方が集まっているので、他の方の意見を聞きやすいというメリットもあります。
http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/outline/tabid/134/Default.aspx
上記は、「東京ウィメンズプラザ」という活動拠点のURLです。蔵書の検索などもでき、様々な事例に対処法を知る事ができます。
≪おわりに≫
いかがでしたでしょうか?ご紹介したものの他にも、まだまだ官民問わず相談窓口がありますので、調べてみるのも良いかもしれません。
最後に、DV被害を受けている方がどの程度いるかという表を見て頂ければと思います。
今や4人に1人がDVを受けています。暴力だけがDVではありません。少しでも兆候がありましたら、すぐに相談窓口にご相談ください。
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