賃貸でペットを飼いたい!!
皆さんこんにちは。今回は、ペットを賃貸物件で飼いたい方向けに「通常の物件との違い」「どんなルールがあるのか」「どこからペットになるのか」など、基本的なところについて解説していきたいと思います!今回はパート1です!
通常の賃貸とはどう違う?
ペットを飼える物件は、一般的に「ペット可物件」「ペット相談可」という表記になっています。
①数
一般的な物件との一番の違いは、その数です。例えばあるエリアに一般の物件が500件あるとすれば、ペット可物件は30件あるかどうかというところでしょう。数が限られているため、家賃を高めに設定したり、エリアを広めに探すことも視野に入れる必要があるかもしれません。
②造り
ペット可物件は大きく分けて2つ!
1つは、元々ペット可物件ではなかったものの、築年数や駅からの徒歩分数の関係で中々満室にするのが難しくなったので後から規約等を変更して「ペット可」という付加価値を付けたものです。前述の通り、ペット可物件というものは数が少ないため、入居者が一気に増えることも少なくありません。
こういった物件は、「家賃が安い」「礼金・敷金が安い」「外見は古いが中は綺麗になっている」という特徴があります。なぜかというと、元々ネックだった築年数と駅からの距離を変えることは不可能ですが、中のリフォームや賃金の引き下げは十分お客さんにとっては魅力的で、入居する方が増えるからです。ただし、元々ペット可にすることは想定されていないため、設備等に工夫はされていません。そのため、部屋の騒音トラブルには細心の注意を払う必要があります。
「中が綺麗であれば外見は気にしない」という方は、こういった物件は非常にお得でおススメです。
もう1つは、元々ペット可を想定して建てられた物件です。こちらのパターンは需要が拡大してから日が浅く、比較的築年数が新しい物件が多いです。中の設備も一工夫があり、「階段に柵がついている」「ドッグランがある」「エレベーターが専用のものになっている」といったペットを物件の中で飼う上で便利な設備がついていることが多いです。また、そもそもペットを飼うことで多少うるさくなることを前提に建ててありますので、騒音トラブルも少ないです。
その分家賃は少しお高めではありますが「ペットにより良い環境を用意したい」という方にはこちらがおすすめです。
③条件
ペット可の物件は、ペットを飼っている方は基本的に「敷金が積み増し」になります。例えば、同じペット可マンションでもペットを飼っていなし方が敷金1ヶ月で住むとしたら、ペットを飼っている方は敷金が2ヶ月になります。
これはなぜかというと、ペットというものは壁や床を傷つけたり、匂いを発するものだからです。ずっと一緒に住んでいると分かりませんが、抜け毛やフンの匂いというものはペットを飼っていない人からすると非常にわかりやすいものです。もし、ペットの匂いをそのままにして放置していた場合、次の入居者さんはかなり気にするハズです。そのために除臭や壁のクリーニングをしなければならないのですが、これが非常に高額で敷金1ヶ月では足りないため、ペットを飼う人は他の人よりも多く敷金を払わなくてはならないのです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?初めてお部屋を探される方は、「こんなに少ないんですか?」とペット可物件の少なさに驚きます。
エリアによっては物件数0ということもあります。ペット可物件が多いエリアの目安としては、
「動物病院の多さ」が挙げられますので、是非参考にしてください。
次回は「ペットを飼ううえでのルール」「どこからどこまでがペットといえるのか」等の入居後の細かい話をします。
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