【ストーカー犯罪】ストーカー対策と被害者の間違い

【ストーカー犯罪】 
ストーカー対策と被害者の間違い

こんにちわ、あさがお不動産の早川です。前回は「ストーカー被害者と加害者の心理」というタイトルで被害者と加害者の心理からどのようにしてストーカー犯罪が行われるか解説しました。

今回はその後編として、ストーカー被害にあわないための対策、ストーカー被害にあった場合にするべきこと、また被害者の多くがしてしまう間違いについてまとめました。

5つの対策でストーカー撃退

ストーカー行為は一般的に、段階的でありながら予測不可能です。だからこそ、日常的にストーキングされる隙を作らないようにすること。

それがストーカーをあきらめさせる為にはとても重要です。

ストーカーと接触しない

・不自然に遭遇する機会が多いと感じたら、通勤通学の道や電車、時間を変えるなどする。

・明らかにつけられていると感じたら、直接相手に接触することなく、店やオフィスビルなどに入り警察に連絡する。

・元配偶者などでこどもについて話さなくてはならない場合、密室を避け、人目の多い場所で会う。

個人の保護を強化

自分自身と個人情報の保護

・信頼できる人にのみ個人情報を提供する。

・レシートを含め、書類は細断処理する

・SNSはなるべく使わず、オンラインで個人情報を公開しない

・住居の入り口や集合ポスト等に自分の名前を表示しない

・車に誕生日などのナンバープレートをつけない

・通勤ルート、時間、その他頻繁に通う場所など毎日のルーティンの変更

・最寄りの交番や警察署の場所を把握

・警察や家族などにすぐ電話できるよう登録

・見知らぬ番号からの番号は記録、留守番電話に残す

・職場での電話や訪問者は監視されるように

夜間や静かな場所を一人で歩くことは避ける

・自転車や車のパンクを怪しむ

・外出する際は、度超え何時に間程出かけるかを親しい人にのみ教える

・車に乗る前には、定期的に追跡器機を確認し、携帯電話のGPSをオフにする

・子供たちが通う学校や保育所に状況を知らせる

・自宅にいる時も助けを求めることができるように、常に携帯電話を所持する

・自宅から安全な場所へ行く方法を計画しておく

ホームセキュリティの向上

 

自宅でリラックスしている時もストーカーは近くに忍び寄ります。

新居を探す場合にも、以下の点で物件選びに注意しましょう。

・鍵(シリンダー)が変更してあるか確認する

・ドアののぞき穴やインタフォンで来訪者を確認できる

・高い塀がある場合はさける

郵便受けは他人が開けられないものであること

・建物に警備システムが無い場合には個人で検討する

・手の届かない位置にセンサーライトを設置

・火災報知器や消火器が常に正常に機能するか確認

また、番犬を買うことはストーカーを自宅付近に長時間居させないためには効果的ですが、ペットが傷つけられないよう対策する必要があります。

周囲の人へ話す

ストーカー本人はターゲットの人以外に、自分の行為を知られたくありません。

また、ストーカー被害者の多くは自分が何をされているかを周囲の人へ知らせるのをためらいます。

しかし、被害を避けるためには、他の人へ状況を話すことがとても重要です。

知らせる相手は家族、友人、同棲者、同僚、さらには隣人など、生活する上で比較的近い関係の人。周囲に知らせることで一人では不可能な防御も可能になります。

【周囲の人に伝えるメリット】

・他人が不注意でストーカーに情報を提供したり、被害者にアクセスしたりする可能性を減らす

・目撃したストーカー行為を被害者へ知らせる

訴訟が法廷に出た場合、より強力な証拠を提供できる

・心身ともに必要な助けが得られる

【周囲の人に伝えること】

・ストーカーへ直接的に攻撃したり、敵対心をもって対応することを避けること

・被害者または周りの人の情報をストーカーには絶対に提供しない

・名前や外見、車のメーカー、車種などストーカーには絶対に提供しない

・可能であれば、ストーカーにわからないようにストーカーの写真を撮り、警察に連絡するように伝える

子供達には手紙をポストに取りに行ったり、電話に出たりしないように伝える

証拠を残す

ストーカー被害の相談へ行っても、証拠がないと相手にしてもらえない場合もあります。

後々大きな事件に発展した時の為にも、証拠は残しておきましょう。

・ストーカー行為に気づいた時から日記に、嘘偽りなく日付、時刻、目撃者、出来事を記録

・電話、送られたもの、自宅などに置かれた物を写真にとり、可能なら実物保存

・警察のレポート、メールのコピー、写真など電話の記録、日付などを書類として保存。原本は安全な場所に保管し、すべてのコピーは別の場所に保管。友人や家族にコピーを渡しておく

ストーカーを撮影する場合は、最新の注意を払いわからないように注意

・物が配達された場合は、配送業者に連絡して、注文者、日付、支払い方法(現金またはクレジットカード)を確認し、注文者について情報を入手

・ストーカーから送られた物の指紋を汚さないように、すべての証拠を新調に処理し、ビニール袋に入れて保存

【電話のメッセージ】

メッセージは複製して一つは保管

・ほかの人にメッセージを聞いてもらう

・携帯電話にメールなどを保存し、パソコンにダウンロードし、他の人に見せる

・留守番電話の応答メッセージに自分の声を使わず、もとからある一般的なメッセージを使用

警察へ相談

ストーカーされているかもしれないと不安を感じたら、親しい人に話す他にも警察にも相談することを考えましょう。

被害が深刻になってからでは遅いです。警察はストーカー行為をした場合の罰則を伝え、止めるよう言うことができます。

相談は最寄りの警察署でもできます。まずは相談センターに電話して、どこで相談できるかを教えてもらうと良いでしょう。

警視庁相談センター

電話#9110

または電話:03-3501-0110(代表)

危険が迫っている時は緊急ダイヤル「110番

ストーカー被害者の間違い

ここまで、ストーカー被害にあわないためと、万が一ストーカー被害にあった場合の対策法をお話しました。

しかし、被害が自ら、ストーカーをおびき寄せたり、逆上させてしまうなどの好意を気付かないうちにしてしまっている場合があります。重複する点もありますが、絶対にストーカー被害に逢わない為に、改めて確認してみましょう。

・知らない人に自分自身に関する情報を提供できし過ぎている

・自分に好意を持つ相手に対して、「興味がない」と明確に伝える

・自分の不安や違和感などの直感を信じない

・早い段階での警告を真剣に考えない

状況を真剣に受け止めず、安心している

・自分へ関わる方法などの機会をストーカーへ与える

・ストーカー本人へ行為の理由を聞いたり、交渉しようとする

・相手の行為の原因は自分にあると考える

・適切なプライバシーやセキュリティ保護をしていない

・後々のことを考えずに、接近禁止命令や保護命令を求める

・家族、友人、警察など個人的にも専門的にも他者からの支援を得られない

・警察が問題を解決すると考え、自分の安全に責任を負わない

・催涙スプレーなどの道具を用意し、対応しようとする

・ストーカーの感情的なニーズを無視する

さいごに

いかがだったでしょうか?前回の記事からのストーカー対策における解説でしたが、ストーカー行為から自分の身を守るのは、自分自身の行動にかかっています。

普段んお生活から気を付けて行動し、少しでも不安を感じたら周囲に相談を心がけること。

万が一の場合に備え、早めに対処することが被害を最小限に抑える重要な対策になります。

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