【性同一性障害】家族の理解とカミングアウトするために知っておきたい7つの心得

【性同一性障害】
家族の理解とカミングアウトするために知っておきたい7つの心得

こんにちわ、あさがお不動産の早川です。当店のような小さな町の不動産屋でも、長らく従事していますといろいろな社会問題に直面することがあります。

ストーカー犯罪や、孤独死、虐待、DV(家庭内暴力)など過去に記事を書いた事案含めたくさんの課題に直面します。

今回も社会が理解を深めないといけないと思う課題「性同一性障害への理解」について書いてみました。

さっそくですが、家族やお友達、同僚など、皆さんの身近なところで性同一性障害に苦しんでいる人はいますか?またはご自身が、この障害で苦しい体験をしていませんか。

この記事では性同一性障害であることを周囲の人へカミングアウトするべきか悩んでいる人たちへ向けた、性同一性障害への理解とカミングアウトをするための心得についてお話します。

性同一性障害の診断

性同一性障害とはどのようなものなのでしょうか。女の子なのに車が好きだとか、男の子なのに物腰が柔らかいなどだけで、性同一性障害とみなすのは危険です。

LGBTQ(性的マイノリティ)との区別や性同一性障害の診断は決して簡単なものではないのです。

公益社団法人日本精神神経学会では性同一性障害に関する診断と治療のガイドラインを公表しています。

どのように育てられたかや生活、性行動を精神学的なマニュアルなどを参考に性別の調和が保たれていない事を明確にし、泌尿器科や産婦人科で身体的なチェックします。

その他に他の精神障害によるものや、何らかの目的で単に性転換したいだけなどを除き、最終的に身体の性別と生まれを持つこころの性別が一致していない場合に、性同一性障害と認められます。

治療を焦るばかりにしっかりとした診断が出ないまま、やたらホルモン治療などの副作用での内臓疾患も報告されています。ですからまずは、信用できる医療機関で診察を受けることがとても重要です。

性同一性障害の年齢別でみられる症状

一般的に性別において、2歳前後に身体的な違いに気づき、3歳から4歳でほとんどの子どもは性の同一性について安定した感覚を持つと言われています。

成長するにつれ。服や髪形、攻撃や優しさなど様々な段階の社会的行動、マナーなど言語化されない行動や友達、あこがれの人を真似るなどして性の同一性を表現します。

これらを本人や家族が周囲の同棲の人と比較した時、違和感を感じることがきっかけとなり、性同一性障害を疑うようになります。しかし、ほとんどの場合で幼少期の症状については、隠す場合や後々気付くことも。

その違和感が明確になるのは思春期前です。性同一性障害である自分自身を、否定したい人も少なくありません。

性同一性障害について社会の対応

世界では、性同一性障害の人たちをどのように受け入れているのでしょうか。

日本全国を対象に、性同一性障害で悩む人たちを専門的に支援している団体がいくつかあります。

NPO法人 性同一性障害支援機構

悩みや相談が可能。情報の提供や治療や手術、社会的なサポート

 

一般社団法人gid.jp 日本性同一性障害と共に生きる人々の会

当事者や家族などに向けた活動や、理解促進など、性同一性障害の人々が暮らしやすい社会活動支援

どちらの団体も会員制であることで、プライバシーを守りながら積極的に活動しています。

同性婚を合法化する世界

世界では、性同一性障害のみに限らずLGBTQ(性的マイノリティ)を含む同棲の結婚が法律で認められている国は、24か国以上。そのほとんどが南米とヨーロッパです。

アジアでは台湾のみが同性婚を合法化しています。

日本では同性婚が合法化までには至ってないものの、「パートナーシップ宣言制度」を開始する動きが広まり、2020.年6月時点で51の自治体がパートナーシップ宣言制度を開始しています。

性同一性障害のカミングアウト

ここまででは性同一性障害について一般的なお話をしてきましたが、ここからはカミングアウトについて焦点を絞ります。

カミングアウトを考える時に間違ってはいけない事があります。それは、自身が性同一性障害であるとカミングアウトすることと、家族や友人など周りの人たちがカミングアウトされることは同じではないということです。

性同一性障害で悩み、最終的にカミングアウトをした人たちの実情を見ながら、カミングアウトへの心の準備を進めていきましょう。

性同一性障害
カミングアウトの状況

2015年のNHKによるLGBTの調査によると、回答が得られたのは2600件。年齢別では、20代が最も多く46%、続いて30代が23.2%であり、10代から70代まで幅広い年齢層で当事者がいることがわかます。地域別では東京が圧倒的に多く、地方では少ない傾向。

カミングアウトした相手に関しては、LGBTではない友人とLGBTの友人がどちらも80%と多く、次いで家族が50%、職場や学校が40%という結果であり、カミングアウトした人数は4人以下が21.1%、5~9人、10~19人、20~49人が15%前後と大差ありません。

誰にも話していないという人は6.2%と低いのは、知られたくないために正直に答えなかった人がいたのではないかと分析されています。

性同一性障害
カミングアウトの理由

性同一性障害をカミングアウトする理由は、「自分らしく生きたい」から。言葉では簡単ですが、年齢や立場によってカミングアウトの理由はもっと深くに根付いています。

例えば、進学や就職といった環境の変化を控えている場合。男女がはっきりと区別される制服、更衣室やトイレを利用するときには、自分は女性であるのに戸籍など書類上では男性であるからと、男性用を使用しなくてはなりません。

また、周囲の恋愛を楽しんだり結婚していく中、「彼氏/彼女はいるの?」「結婚んはまだなの?」などプレッシャーから逃れたい人も多くいます。

決して悪いことをしているわけではないのに、自分自身を隠して生活を送るのは辛いなんてものではありません。カミングアウトの裏には様々な思いがあるのです。

性同一性障害
カミングアウト後の周囲の反応

ではカミングアウトされる側に気持ちはどうなのでしょう。実際のカミングアウトの様子の一例をみていきましょう。

・親友に家に来てもらい話した。「話してくれてありがとう」と泣いて理解してくれた。

・同僚との飲み会で酔ったふりしてカミングアウト。以前から気付いていたらしく、受け入れられた。

・自宅で親へカミングアウトしたが、全否定され、人間不信になった。

・学校の制服のスカートは履かずにジャージで登校し続けて先生に話した。その後は、卒業式などの行事以外、スカートを履かなくてよくなった。

・職場でカミングアウトしたら、差別されたので仕事を辞めた。

このように、カミングアウトした結果が良い方向へ向かう場合とそうでない場合があります。話をされる側もまた人間。性同一性障害で悩んできた当事者と同じように、心を整理する時間が必要です。

性同一性障害をカミングアウトする前の心得

これまでお話してきたように、性同一性障害に関しての社会の認知や周囲の受け入れは簡単なものではありません。だからと言って一生、自分を隠して生きる必要はありません。

自分の為にも、周りの人のためにも、カミングアウトをするための心得として知っておくべきことがあります。

・カミングアウトの心の準備はできたら、いつどのように行うか、何を言うかをじっくり考えましょう。

・自分の人生の中でも最も協力的だと思う人に、最初に会いましょう。多くの場合、会話で話題が出た時の反応を見て、その人が性同一性障害についてどのように考えているかを知ることができます。

・カミングアウトをした相手が質問をしてきたり、性同一性障害について知らない場合に備えて、しっかりとした情報をもつように学んでおきましょう。

・実際に顔をみてカミングアウトされるよりも、手紙やメールで話される方が良いと思う人もいます。相手によって伝え方を考えましょう。

・誰に何をどのように言うかを決めてから伝えます。伝えたら相手が受け入れるのを待ちましょう。相手はその時間で、あなたが経験したことを理解しようとします。

・例えば「性同一性障害」やレズビアン、トランジャスターなどといった相手が聞きなれない言葉は、その意味を理解するまでに時間がかかります。相手がもし言葉の使い方に間違いがあっても、そこには他意や悪意は無いことを理解しておきましょう

・全員が否定的に反応するとは限りません。意外にも相手の開放性と受け入れにあなた自身が驚くことになるかもしれません。

さいごに

性同一性障害の人たちにとっては、カミングアウトをしてもしなくてもストレスの多い生活かもしれません。しかし、周囲の理解が進めば進むほど生きやすくなるのは間違いないでしょう。

家族や友人にカミングアウトをされても受け入れる心構えと、当事者がカミングアウトする勇気と心得を知っておくことで、この先の性同一性障害に対する社会の体制を変えていくことができるかもしれません。

いかがだったでしょうか?特に自分分自身がカミングアウトされる側の当事者になった時、どのように受け止めるかが大切になってきます。寛大な心がその相手のためでもあり、社会を変えていく一歩となります。

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